2025/03/03
クラウド会計ソフト選びで失敗しないための2つのチ…
コラム
自社にクラウド会計ソフトを導入する場合、押さえておきたいポイントがあります。
このポイントを意識しておかないと、「こんなはずではなかった!」と後悔してしまうかもしれません。
失敗しないためのポイントを2つ紹介します。
クラウド会計ソフトは、経理業務を効率化するために欠かせないものとなりますので、必ずチェックしておきたいのが、操作性です。
操作性とは、ソフトの使いやすさや操作が簡単に行えるか、ということ。
一口にクラウド会計ソフトと言っても、操作性はそれぞれのソフトによって大きく異なります。
そのため、社員や経理担当者など誰でも操作がしやすい、使いやすいことはソフトを選ぶ際にとても重要です。
社員によって、操作ができる人とできない人が出てきてしまうというソフトでは、経理業務を効率化することが難しくなってしまいます。
操作がわからない、トラブルが起きた、などの場合、素早く問題を解決するためには、サポートが充実しているソフトを選ぶとよいでしょう。
サポートが充実していると、問題を素早く解決することができるからです。
反対に価格の安さだけで選んでしまうと、十分なサポートを受けることができず、トラブルが起きた場合に対応できず、経理業務が効率化するどころか、負担が大きくなってしまう可能性もあります。
それから、選ぶ際に必ずチェックしておきたいのが料金や料金プランについてです。
料金と聞くと、どうしても安い方がよいと考えてしまう人が多いですが、安いからよいとは限りません。
それぞれが提供している料金プランには、受けられるサービス(使える機能など)・サポート・利用人数などの違いがあります。
まず、価格を確認するのはもちろんですが、必要なサービスを受けることができるのか、について確認しておきましょう。
料金プランによって、使える機能などが異なる場合があるので、必要な機能が使えるかどうかは重要なチェックポイントとなります。
また、最も注意しておきたいのが「利用できる人数」についてです。
利用人数が3名までは無料で、4名以上からは追加料金が必要となるサービスなどがあります。
ですから、導入前に「利用人数が何人までなのか?」「何人目から追加料金が必要となるのか?」等をチェックしておきましょう。
チェックせずに導入してしまうと、会計ソフトを使える社員と使えない社員が出てくるケースや、追加料金によって当初の予算をオーバーしてしまう可能性があります。
利用前にホームページ等で必ず確認することが大切です。
クラウド会計ソフト選びで失敗しないためには、2つのチェックポイントを押えておく必要があります。
そのチェックポイントとは、「操作性」と「料金・料金プラン」です。
操作が簡単で、自社の規模などにあわせて最適な料金プランを選択することが重要となります。
K&P税理士法人
山口 貴澄
経理業務改善、経理体制構築、クラウドツール導入支援
大学卒業後、建築業界、学習塾の教室長などを経た後、ベンチャー企業の経理業務に従事。
その後、中小企業の経理業務の効率化に貢献したいとの思いから、会計事務所業界に転身し、2020年にK&P税理士法人へ入社。
前職で多業種から経理業務改善の相談に対応した経験から、クラウド・ITツールを活用した経理フローを構築し、経理業務の負担を圧倒的に軽減する提案に定評あり。
特に、マネーフォワードのクラウド会計の導入支援を得意とするほか、初級シスアド(現ITパスポート)、Excel表計算処理技能認定試験1級も保有。
これだけは知っておいてほしい!
バックオフィス業務の改善に役立つ
ノウハウ・テクニック情報集結! ・・・・・
日々、多くの会社様より経理・労務を中心としたバックオフィス業務のご相談をいただいております。
こうした経験をもとに、バックオフィス業務の改善に役立てていける
ような情報を発信してまいります!