2025/02/03
クラウド会計ソフトと従来型会計ソフトの違いと選び…
コラム
日々の業務に欠かせない会計ソフトについてですが、「クラウド会計ソフト」と「従来型会計ソフト」があります。
どちらも名前は知っているけれど、具体的な違いはわからないという人も多いでしょう。
今回は、それぞれの違いや選び方について解説します。
多くの企業が、業務に活用しているのが、会計ソフトです。
一口に会計ソフトといってもさまざまなものがあります。
クラウド会計ソフトとは、インターネット上で使用するタイプです。
従来型会計ソフトのようなインストールは不要で、インターネット環境と対応する端末(パソコンやスマートフォン等)がどこからでも利用できます。
反対に従来型会計ソフトは、インストールして使用するので、インストールした端末でないと使用できません。
大きな違いとして挙げられるのが、「料金の違い」です。
従来型会計ソフトは、1度購入すれば、それ以外の費用はかからないのが一般的ですが、クラウド会計ソフトは、月ごとあるいは年ごとに継続課金となります。
それから、「使用できる人数の違い」です。
従来型会計ソフトの場合には、1つのソフトに対して、基本的には1ライセンスの付与となります。
ですが、クラウド会計ソフトはインターネット環境と対応する端末があれば、人数の制限なしで利用できるのが一般的です。
さらに、「アップデートの必要性の違い」もあります。
従来型会計ソフトは、1年に1回程度アップデートを行う必要がありますが、クラウド会計ソフトの場合には自動的に行われるため、手間もかかりません。
選び方のポイントは、「利用する人数」です。
利用する人数が1人や2人であれば、従来型会計ソフトでもよいでしょうが、利用する人数が多くなると、従来型会計ソフトでは効率が悪くなってしまいます。
利用する人数が多い場合には、同時アクセスや多くの人が利用できるクラウド会計ソフトを選ぶのがよいでしょう。
それから、「リスク回避」で選ぶ方法もあります。
従来型会計ソフトの場合には、インストールされているパソコンが故障した場合には、データが取り出せない・消失してしまうというリスクがありますが、クラウド会計ソフトではパソコン内ではないなくクラウド上にデータが保存され、バックアップもあるので消失のリスクを低減することができるのです。
また、「他サービスとの連携が可能であるか」も重要なポイントとなります。
クラウド会計ソフトでは、他サービスとの連携が可能であるものがほとんどです。
例えば、銀行等の金融サービスとの連携ができるものがあります。
このようなものを利用することで、業務をより効率的に進めることができるでしょう。
クラウド会計ソフトと従来型会計ソフトには、さまざまな違いがあります。
そのため、導入を検討する際には、利用する人数・リスク回避・他サービスとの連携が可能であるか、などを見ながら決めるとよいでしょう。
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