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2022.04.11

経理をアウトソーシングする際の会社選定する9つのポイント

経理のアウトソーシングには、コスト削減・業務効率化・人材不足の問題解決などさまざまなメリットがあります。
こうしたことから経理のアウトソーシングを検討する会社は多いと思います。
しかし、経理のアウトソーシングを考えている経営者や担当者にとっては、どのような基準で経理のアウトソーシング会社を選定したらよいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は経理をアウトソーシングする際の会社を選定する9つのポイントをご紹介していきます。

１．経理のアウトソーシング会社のタイプと業務内容

経理のアウトソーシング会社には以下のようなタイプと受注業務内容があります。 

２．経理のアウトソーシング会社を選定するポイント

経理のアウトソーシング会社を選定するポイントは以下のとおりです。

アウトソーシング会社の特徴・料金・相性が自社に合っているか
●アウトソーシング会社の系列を専門家が在籍している会計事務所系にするか一般企業系にするか
●一般企業系アウトソーシング会社でも外注業務を独自提供している会社か大手のシステムを使用している会社のどちらにするか
●外注する業務内容を経理業務のみにするか税務申告や財務サポートまで依頼するか
●情報漏洩などないよう経理情報管理・セキュリティー対策をきちんと行っている会社か
●迅速で誠実・丁寧な対応をしてくれるか
●依頼業務の品質は良いか・国内で行っているか
●予算の範囲内や業務の一部外注・一時期だけ外注・スピード処理など自社の多様なニーズに応えてくれるか
●アウトソースする業務の洗い出しや業務フローの変更確認、余剰人員の削減、社内への説明などアウトソーシング導入の課題について相談に乗ってくれるか

３．まとめ

経理をアウトソーシングする際の会社を選定するポイントはご理解いただけたでしょうか。

経理のアウトソーシング会社を決定する際には、今回ご紹介したポイントについて、1つ1つ丁寧に分析して、自社に合った経理のアウトソーシング会社を選択しましょう。
また、今は経理のアウトソーシングが必要なくとも、ベテランの経理担当者が退職したときの緊急事態などに備えるために、早めに自社に合う経理のアウトソーシング会社の選定をしておくことをおすすめします。
弊社は税理士法人のため、経理業務に限らず、税務申告などもトータルでサポートしておりますので、お困りの際にはお気軽にお問い合わせください。

この記事を担当した専門家

K&P税理士法人

山口 貴澄

専門分野

経理業務改善、経理体制構築、クラウドツール導入支援

経歴

大学卒業後、建築業界、学習塾の教室長などを経た後、ベンチャー企業の経理業務に従事。
その後、中小企業の経理業務の効率化に貢献したいとの思いから、会計事務所業界に転身し、2020年にK&P税理士法人へ入社。
前職で多業種から経理業務改善の相談に対応した経験から、クラウド・ITツールを活用した経理フローを構築し、経理業務の負担を圧倒的に軽減する提案に定評あり。
特に、マネーフォワードのクラウド会計の導入支援を得意とするほか、初級シスアド（現ITパスポート）、Excel表計算処理技能認定試験1級も保有。

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